花が咲き終わった朝顔(アサガオ)をしばらくそのままにしておくと実がなり種が取れますが、もう取っても大丈夫?取った後はどうすれば良い?と言う方もいらっしゃるのでは・・・
この記事では種を取るタイミングや来年までの保存方法についてご紹介します
初めて種を取る方、取ったことはあるけど芽が出なかった方に参考になると思います。最後までお付き合いください
朝顔(アサガオ)の種
黒い粒々が朝顔の種です
1つの実に3~6個の種が入っています
種を取るタイミング
朝顔は品種によっても違いますが10月から11月が種の収穫時期になります
花が散ってから3週間~1ヵ月ほどで緑色の実が茶色に乾燥すれば種を取っても大丈夫ですよ
なかでも果皮(実の外皮)が割れかけている実がベストです。これ以上放っておくと種がこぼれてしまうので見つけたらすぐに収穫しましょう
ベストな実の特徴
花を長く楽しむために
朝顔の多くは「一日花」です。その日10個の花が咲けば10個の実がなると思ってください。実が沢山出来ると種作りに栄養が回ってしまうので、その後、花の咲き方が悪くなります
その際の注意点は「花殻(はながら)」だけではなく、実になる「子房」も取ってしまうことです。取りずらい時はハサミで茎から切ってしまいます
種はどれくらい必要?
大きい実なら1つに6個ほど種が入っています。私は、来年どれくらい必要かと、芽が出ない種もあることも考慮して30個ほど収穫します
それ以上は必要ないので枯れた花芽はこまめに摘んでいます
最悪枯れてしまうこともありますよ
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種を取った直後はどうする?
実から取った種は封筒やポチ袋などに入れて保存しますが、すぐに入れずにキッチンペーパーなどを引いたお皿に乗せて室内でしっかり乾燥させます
Q. なぜ、乾燥させるの?
A. 乾燥が不十分だと保存中にカビは生えていまうからです
Q. なぜ、室内なの?
A. 日陰で雨風の影響がない場所なら屋外でもかまいません。しかし、露や霜が降りる時期なので室内がおすすめ!鳥からの被害も防げます
Q. 乾燥させる期間は?
A. 1週間~10日程 数年間保存するときは1月以上乾燥させます
種の保存
乾燥させた種を封筒やポチ袋などに入れます。口はセロテープでしっかり閉じましょう
その際、日付や種を取った花の色や特徴を書いておくと良いかもしれませんね
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朝顔に限らず「種」の保存には光・湿気・高温に注意しなければいけません
封筒やポチ袋に入れたらジッパー付きのビニール袋やビン・缶(出来れば不透明なもの)などに入れて保存します
一緒にお菓子などに入っている「乾燥剤」も一緒に入れると安心です
Q. 封筒やポチ袋に入れたのにビニール袋やビン・缶に入れるのは何故?
A. 水濡れ対策です
保存場所は「冷蔵庫」(冷凍室は✖)です。野菜室はエチレンガスを出す果物を入れることもあり入れない方が良いと言う話を聞いた事があります
冷蔵庫以外の保存場所
誤飲・誤食が心配なら「床下収納庫」も保存に向いています。その他あまり開けない引き出しでも良いでしょう
朝顔の種はいつ取るの? まとめ
朝顔はたくさん種が取れます。苗を買って来るのも良いですが、取った種で育てるといっそう愛着が湧くものです
最後に要点をまとめます
最後に朝顔の種まき気温が20度以上になる時期、関東地方ならゴールデンウイーク頃です。それまでしっかり保存しましょう
それではまた・・・