真綿色したシクラメンほど
清(清)しいものはない
出会いの時の君のようです…
布施明さんの名曲「シクラメンのかほり」の一節です。草花に馴染みがなかたった僕がガーデニングに興味を持ったのはここ数年のこと・・・
きっかけはクリスマスに飾られた「シクラメン」だったのかもしれません
さて、ガーデニングと言ってもベランダで鉢やプランターに植えた花を育てている僕の「冬の花」の定番はパンジー・ビオラ、スノーポールです
今年はそれに加えて「ガーデンシクラメン」を植えてみました
初植えだったのでガーデンシクラメンについてあれこれ調べた事や実際に植付けた時の注意点をご紹介します
ガーデンシクラメンの特徴
シクラメンは寒さに弱く室内鑑賞用の花ですが、ガーデンシクラメンは冬の屋外でも育てられるように品種改良されました
花の色(赤・白・ピンク・紫・・・)や形はシクラメンと変わらず種類が多く、冬のベランダを華やかにしてくれるでしょう
花はうつむいた様に下向きの咲き、開花時期は10月中旬頃から4月頃までの長い間花を楽しめます
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ガーデンシクラメンの苗選び
ズラリと並んだ苗の中から元気の良い苗を選びましょう。良い苗の選び方は次の通りです
葉数が多い
花・つぼみが多い
小さくても葉数の多い株を選びます
葉が傷ついていたり変色しているのはNGです
花やつぼみが多いのは株が元気な証拠です
花茎がまっすぐ立ち中心に揃っている株が良いそうです
売り場で間違わないでください
ガーデンシクラメンと見分けがつかない「ミニシクラメン」が同列で売られていました。ミニシクラメンは耐寒性が弱くシクラメンと同じで室内鑑賞に向いた花です
タグやPOPでしっかり確認してください
土も入れ替える
苗と一緒に「土」も準備しておきましょう
鉢やプランターで育てる時、夏の花が終った土の使い回しは良くありません。栄養分が少なくなっていたり水はけや保水性が悪くなっている事があります
一般的な「培養土」で十分なので土も新しく入れ替えましょう
最近はシクラメン専用の土もありますが、探したけど見つからない!持って帰るのは重くて面倒!と言う方はネットでも購入できます
苗を植える
苗を植える時期は関東地方辺りでは11月中が限界のようです。霜が降りる前に植えてしっかり根を張らせなければなりません
ガーデンシクラメンは浅く根を張るそうなので20㎝ほどの土の深さで十分!それ以上の深さでは水はけが悪くなり根腐れの原因になるので、深い鉢やプランターを使う時は底石などで高さ調整すると良いそうです
株同士の間は15~20㎝
ポットから取り出した苗(根鉢)の下の部分を少しだけ崩す
球根の上の部分が少し見えるように植える
株の周りに土を入れてぐらつかないようにしましょう。植え付けが終ったら葉に水がかからない様にたっぷり水を与えます
苗を植えた後の育て方
あとは「元気に育ってほしいとお祈りするだけ!」ではなく置き場所や水やりなど苗を植えた後が肝心です
置き場所
ガーデンシクラメンは寒さに強いと言ってもお日様は大好きのようでプランターの置き場所は日当たりと風通しの良い場所が良いみたい!
軒下に移すなど霜や雪除け対策も忘れずに・・・
水やり
ガーデンシクラメンは地植えならほとんど水やりが必要ないそうですよ。鉢やプランターで育てるなら土の表面が乾いてからで大丈夫のようです
その時に葉や花、球根に直接かからない様に水を与ええるのがポイントです
肥料を与える
花が咲いている期間は2週間に一度くらいの割合で液体肥料を与えると良いそうです。シクラメン用の液肥もありますが僕は汎用性のある液体肥料を使っています
花が枯れたら「花がら摘み」
ガーデンシクラメンに限った事ではありませんが花数が多い花は「花がら摘み」をすると次々に花を咲かせます
放っておくと種や実に栄養を持って行かれて花期が短くなったり、腐った花が元気な花を弱らせてしまうこともあるそうですよ
花がら摘みは花茎の付け根から指で摘み取ります。ハサミは他の花や葉を間違って傷つけたり切り口からばい菌が入らないようにする為に使わないそうです
ガーデンシクラメン まとめ
今年はじめてガーデンシクラメンを植えてみました。いくつかの注意点を守れば綺麗な花を長く楽しめそうです
最後にこの記事でお伝えした事をまとめてみます
ガーデンシクラメン まとめ
植え付けた後は水やり・肥料・花がら摘みを欠かさずに育てましょう
それではまた・・・