冬の朝、凍結したクルマの窓ガラス
氷を融かす方法は暖機運転?それともアイススクレーパーでゴシゴシ?
僕は解氷スプレーを利用していますが、市販のものは結構値段が良いわりにすぐに使い切ってしまいます
月に2,000円以上使ってますね
市販の解氷スプレーには、グリコールやシリコンなど再凍結防止成分も入っていますが、ほぼエタノール(アルコール)です
それなら消毒用に買った「無水エタノール」で作れるかも…
今回は、わずかでも出費を少なくする為に[解氷スプレーを自作]してみようと思います
氷を融かす方法
事故防止の為にもフロントガラスは勿論、完全に氷を溶かしてから出発しましょう
忙しい朝、手早く氷を融かせる解氷スプレーは冬の必需品です
解氷スプレーを使わないのなら暖機運転やアイススクレーパーを使う事になりますが、絶対に熱湯をかけるのだけはやめましょう
暖機運転
エンジンをかけ吹き出し口をDEF(デフロスター)にして5~10分暖機運転をすれば待てば解氷できますが長時間の暖機運転は、燃料代もかかりエコではありません
ガソリン車10分間のアイドリングで160㏄も燃料を消費するという調査結果もあります
またハイブリッド車は「ヒーターが弱い」ので氷を融かす為にさらに長時間の暖機運転が必要になってしまうかもしれません
アイススクレーパー
窓ガラスに付いた霜や氷を削ぎ落す時に使うのがアイススクレーパー!
燃料はかからないものの、寒い朝の作業は一苦労です。それに削ぎ落した氷が手に付いて冷たい思いをします
アイススクレーパーを使うなら柄の長いタイプがおススメです
作業し易そうなアイススクレーパーを見つけたのでご紹介します
暖機運転はエンジンをかけるだけですが燃料を消費する、アイススクレーパーは作業が大変という事でやっぱり解氷スプレーが一番です
自作解氷スプレーの作り方
解氷スプレー成分はエタノール(アルコール)は消毒液や除菌シートを思い付く方も多いでしょう
どれくらいお得になる?
作り方は簡単と言っても気になるのは「どれくらいお得なのか」ですね
無水エタノールは500㎖で1,000円ほどですが「SOFT99 解氷ガラコダブルエッジ」と比較してみましょう
解氷ガラコダブルエッジ 容量330㎖ 価格 835 円 (税込)
(SOFT99 公式オンラインショップ調べ)
無水エタノール 容量500㎖ 価格921円(税込)
(価格ドットコム調べ 送料別)
無水エタノール500㎖で3:1の比率でできる解氷スプレーの量は約670㎖、同じ量のガラコを買うと2本必要になりますね
835円×2=1,670円
1,670円-921円=749円のお得!
さらに無水エタノールで作った解氷スプレーは様々な所で活躍します。消毒はもちろん、お掃除にも使えるので1本用意しておくと便利ですよ
【解氷スプレー】の作り方
準備するものは無水エタノールと水、それにスプレーボトルがあればOKです
無水エタノールと水の比率は・・・3:1
この比率はあくまでも目安です。薄っすらと霜が降りる程度の凍り方なら無水エタノールの比率を下げても良いでしょう
水は水道水で問題ありません
スプレーボトルは目盛付きが分量を計りやすいと思います
無水エタノールとは
エタノール(エチルアルコール)は濃度が高い順に無水エタノール エタノール 消毒用エタノールに分けられます
エタノール (95.1~96.9vol%)
消毒用エタノール (76.9~81.4vol%)
エタノール、消毒用エタノールを使えばさらに費用を抑えられます。ただし濃度が下がるのでアルコール比率を増やすなど調整して下さい
もう一つのアルコール
メチルアルコール(燃料用)でも解氷スプレーは作れます。価格も安く(無水エタノールの半額以下)出費を抑えるには申し分ありませんが僕は使いません
理由は「メチルアルコールには毒性がある」からです
使用する際は十分注意しましょう
自分で作る解氷スプレー まとめ
今回は、凍結したクルマのガラスに効果があり出費を少なくする為に、自分で作る解氷スプレーについてでした
無水エタノールは燃えやすく、原液の取り扱いには注意が必要ですが、解氷剤としてだけではなく殺菌・消毒やお掃除にも使えます
ぜひ一度作ってみてはいかがでしょうか?
それではまた・・・