「草花を育てたいけど、育て方が分からない」そんな時はネットで調べれば詳しい情報がたくさん入手できます
その説明で使われている「園芸用語」は、経験者の方ならともかくガーデニング初心者には理解できないと感じたことはありませんか?
例えば、植物を栽培するために用いる土のことを「用土」と言いますが、「培養土で大丈夫…」と説明されても培養土って何?
また置き場所は「半日かげに」「明るい日かげ」とか…
基本の「園芸用語」なのでしょうが初心者にはそれすら疑問に感じてしまいますよね。詳しい説明でも正しい意味が分からなければ間違った育て方をしてしまうかもしれません
この記事は、ガーデニング初心者には分かりずらい基本の「園芸用語」についてご説明します
植物を育てる「土」
植物は「土」から水分・栄養を吸収しています。そこで育てる植物にあった土を使うのが基本になりますね
その土を「用土」と呼びます。用土はベース(半分以上を占める)になる土と栄養分を含んだ土を混ぜて作るのが一般的です
用土とは
これらの土を混ぜることでオリジナルの用土を作ることもできます
土(用土)の種類
植物にとって大切な「土(用土)」は種類が豊富でそれぞれに役割がありますが、初心者は培養土を使えば安心です
培養土には、野菜用や草花用、観葉植物用などがあり、栄養分や水持ち、水はけなどが調整されている土です
育てる植物にあった培養土を使うようにしましょう。また使い回した培養土は栄養分が無くなっているので新しいものを使うようにします
土(用土)作りにチャレンジする時に必要は基本用土と補助用土についてもふれておきましょう
赤玉土は大粒・中粒・小粒の3種類があり中粒、小粒が最もガーデニングに利用されている基本用土です
草花を育てる土作りは[赤玉土(小粒)7:腐葉土3]が基本になります
野菜を育てる「畑の土」ですが、水はけが悪く鉢植えやコンテナ栽培には不向きです。利用する時は腐葉土やバーミキュライトなど水はけを良くする補助用土と混ぜて使います
保水性・通気性が良く赤玉土に似ていますが、酸性が強く私は「盆栽に使う土」と言うイメージがあります
腐葉土は広葉樹の落葉を腐らせたもので水はけや水持ち、通気性を良くします。腐葉土は基本用土に混ぜて使うもので腐葉土だけで植物を育てることは出来ません
蛭石/真珠岩を高熱処理した人工土です。基本用土に混ぜることで通気性や水はけが良くなります
日本の土壌は酸性に傾いているのでアルカリ性の土を好む野菜を育てる時に使います
植物を育てる土(用土)については以上です
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植物を育てる場所・日当たり
次に、植物を「どこで育てたら良いのか」の説明で初心者が間違いやすい場所や日当たりについての園芸用語です。間違うと枯らせる原因になります。日光が良く当たる明るい場所の順に説明しますので、ぜひ覚えておきましょう!
日中の長い時間、日光の当たる場所を指します。概ね「南向きの場所」と言うことになります
日中の半分または木漏れ日が当たる場所の事です。東向きの場所は午前中、西向きは午後に日が当るので半日かげの環境が整います
直射日光は当たらないけど明るい場所の事です。とても微妙な表現ですが説明などでよく使われる用語です
日光が当たらない場所の事ですが、無理せずに本を読める程度の明るさは必要です。北向きの庭やベランダなどが「日かげ」になりやすい場所です
育てる場所と陽当たりは植物にとって重要な成育条件です。まずは自分の住居環境を確認して育てられる植物を選ぶ事が大切ですね
肥料
肥料に関しても初心者には分からないことが多いですね。例えば「元肥として~を使う、追肥は…」などです
元肥とは植物植える前にあらかじめ土と一緒に混ぜ込む肥料のことです。市販されている培養土にはすでに含まれているので問題ありません
植物に不足している栄養分を追加する肥料の事です。追肥にはすぐに効果が出る、液体肥料や化成肥料を使います
窒素・リン酸・カリウムなど無機物を原料とした肥料です
効果が長続きする肥料です。元肥として使われることが多く種類によっては1~2ヶ月ほど効果が持続します
水やり
鉢植えやプランターで育てる場合の水やりの基本は「表面の土が乾いたらたっぷりと与える」ですが花や葉に直接かけると花が萎んだり葉が枯れたりします
また大きな葉の植物は上から水やりしても葉にはじかれ土に届かない事もあります。植物の根元にしっかりと水やりをしましょう
あえて葉に水をかける「葉水」は真夏の葉焼けを防いだり害虫を洗い流す為に行います。葉に付いた埃を洗い流すことで光合成を促す効果もありますよ
基本になる「園芸用語」まとめ
植物の育て方を調べると色々な園芸用語が使われています。植物を大切に育てるにはその意味を理解することが大切です
間違った解釈で枯れせてしまう事がないようにしましょう
それではまた・・・
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