ホテイアオイ(ホテイ草)の実物の花をはじめてみました
別名「ウォーターヒヤシンス」と呼ばれているように
うす紫色でとても可憐な花です
今までホテイアオイに花が咲いたことは一度もなかったので
どうして花が咲いたのか調査してみたいと思います
ホテイアオイの花を咲かせてみたい方の参考になれば良いのですが…
花を咲かせた【ホテイアオイ】
花を咲かせたホテイアオイの浮袋(葉柄 ようへい)は6つ、
根の長さは20㎝ほどの中型です
大型の発泡スチロール箱(幅90㎝以上)に赤玉土5㎝ほど敷き
ホテイアオイを2株だけ入れ、15匹のメダカが入ったビオトープ
に入っています
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今までと何が違うのか
長年室内の水槽でホテイアオイを浮かべていましたが
一度も花が咲いたことはありません
日光(日差し)の強さ
飼育場所が室内から屋外になりました
2Fの軒が多少雨よけになる南向きの1Fベランダで、
晴れた日は一日中強い日差しが当たる場所です
メダカのために日よけ(葦簀)を半分だけかけていますが
ホテイアオイは日差しを浴びっぱなしです
ホテイアオイはとにかく日当たりの良い場所で
水温が20℃以上だとよく繁殖する
赤玉土(底土)がある
室内では5色石をつかっていましたが、赤玉土
「赤玉土」はホームセンターや園芸店でも手軽に購入できて
値段も安いのが魅力です
赤玉土は微生物が繁殖しやすく
食べ残した餌やメダカの糞を分解してくれます
微生物が分解してできた窒素分がホテイアオイの栄養になり
水質の安定にも役立つ
根が土に着いている
以前は水槽に浮いているだけでしたが
ビオトープでは水深が浅く根が土に着いています
ホテイアオイは浮き草なので水中から栄養分を吸収しますが
土からも栄養を吸収する事が出来る
驚いた事にホテイアオイは土植えもできるそうですよ
水道水は使っていない
以前はカルキ抜きした水道水を使っていましたが
ビオトープにした時に田んぼの用水から水をいただきました
蒸発した分の「足し水」も水道水は使っていません
近くの湧水を汲んできています
チョッと大変ですけど・・・
調査結果 まとめ
ホテイアオイは南アメリカの熱帯地域が原産地で
強い日差しと20℃以上の水温を好みます
赤玉土を底に敷くことで微生物が繁殖しやすくなり
ホテイアオイに必要な栄養分を十分に作り出したのでしょう
また、根が土に着いていたことで更に栄養を吸収できたと思います
ホテイアオイはもともと丈夫な水草です
日差し(日照時間と強さ)、水温、栄養分の条件が揃ったので
花が咲いたのですね
メダカビオトープの咲いたホテイアオイの花は
たった1日の短い寿命ですがとても綺麗です
皆さんも花を咲かせてみて下さいね
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