メダカを屋外(ビオトープ)で飼い始めて最初に使った飼育水は
稲を育てる為に用水池に貯めた水をパイプでひいている田んぼの用水でしたが
その後は「山の湧水」を利用しています
夏場、屋外のビオトープでは飼育容器が素焼きのテラコッタと言うこともあり
飼育水が結構蒸発するんです
小まめに「足し水」が必要なんです。ちょっと面倒!
でも今では、それも楽しみの一つになりましたよ
私がなぜメダカの飼育水に「山の湧水」を選んだかお話します
メダカの飼育水
メダカの飼育水で一番良いのは、カルキ抜きした水道水を使うことだと思います
安全性です
水道水のカルキは、バケツに汲んで1~2日置いておくだけで簡単に抜けますが、急ぎの場合や「置いておくだけで本当に大丈夫?」と言う方は、市販の「カルキ抜き」を使えばすぐにカルキ抜きが出来ます
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山の湧水を選んだ理由
山の湧水を選んだ理由は「近くに湧水があったから・・・」
と言うだけではありません
山の湧水は「カルキ抜き」が必要ないからです
まずは、使っている山の湧水をご紹介します
先年の洪水被害で以前とは様子が変わりましたが
今でも変わらず水が湧き出しています
この湧水はすぐ下にある小川に流れ込んでいて、魚がたくさん住んでいます
近所の方は炊事に使っていると聞いた事もありますよ
山の湧水はカルキがない
水道水は消毒と殺菌のために塩素を使います
カルキとは塩素を含んだ石灰または残留塩素の事ですね
カルキ(塩素)は微量でもメダカや他の生き物に悪影響を与えるので
カルキ抜きが必要になるわけです
その点、山の湧水はカルキ(塩素)がないので
カルキ抜きをする必要がありません
心配する必要が無いのが山の湧水を使う一番の理由です
カルキの悪影響とは
人間には無害なカルキ(塩素濃度)でもメダカには無害とは言えません
メダカを衰弱させたり直接的な影響もありますが
私は間接的な影響が気になります
バクテリアが死滅する
ビオトープではバクテリアが繁殖しやすい赤玉土を
底に敷き詰めています
バクテリアはメダカの糞や食べ残しの餌を分解して
水質をきれいに保つだけではなく、水草に必要な窒素分も作ってくれる
ビオトープにとって大切な存在です
ビオトープは環境が整うとほとんど餌やりが必要なくなると言います
と言っても過言ではないでしょう
カルキはその大切なバクテリアを死滅させてしまうのです
バクテリアが死滅すると水質が悪化し
結局はそこに住むメダカに悪影響が及ぶことになります
そんなわけでカルキのない山の湧水を利用している訳です
山の湧水にも不安はある
綺麗に見える山の湧水でも不安はあります
雑菌がいないか、pH値に問題は無いか・・・などですが
おかげさまで、家のメダカは元気です
それよりもカルキ抜きをしている方は
ちゃんとカルキ抜きが出来たか測定してますか
カルキ抜きが不十分だったり、カルキ抜きを入れ過ぎても
メダカに影響しますよ
特にカルキ抜き剤を入れ過ぎると水が酸性になり
メダカに良くない水質になってしまいます
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メダカの飼育水に山の湧水 まとめ
メダカビオトープを始めた時、
できるだけ自然の力で育てたいと思いました
水草もホテイアオイ以外は近くの田んぼでとってきたものです
メダカも元気なのでこれからも山の湧水を利用しようと思います
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