ペルセウス座流星群を小中学生の子供と一緒に見てみよう 見える時期や時間帯、見る時にあると便利な物、注意点などをご紹介


ペルセウス座流星群がやって来ます

ペルセウス座流星群が最も良く見えるのは、ちょうどお盆の時期!

お盆休みで、帰省やキャンプなどネオンや街灯の少ない郊外に出かけている時こそ星空を観る絶好のチャンスです

日食や月食と言った派手な天体ショーも魅力的ですが一瞬のキラメキを放つ流れ星はロマンティックじゃありませんか

子供が興味を持ったら一緒に見るのも良いんじゃありませんか

  あっ!  流れ星

 その流れ星はペルセウス座流星群って言うんだよ

何て子供さんに教えてあげるのも良いかもしれませんね
また小中学生の子供さんなら【夏休み 自由研究のネタ】にもなりますね

参考にしているホームページ
アストロアーツ(AstroArts)
国立天文台(NAOJ)

2019年 ペルセウス座流星群

彗星が太陽に近づくと沢山のチリやガスを出します
その姿から「ほうき星」とも呼ばれますね 彗星が残していった「チリ」が地球の大気に飛び込んできた時に流れ星としてみる事が出来るんです

POINTペルセウス座流星群は《スイフト・タットル彗星》のなごりなんですよ

ペルセウス座流星群の他にも「しぶんぎ座流星群」「ふたご座流星群」が有名で、あわせて「三大流星群」と呼ばれています

ペルセウス座流星群以外は12月から1月、冬に見る事が出来ます

ペルセウス座流星群を見てみたい

流れ星にお願いをするだけなら特に必要な物はありませんが、最低限知っておいた方が良い事をまとめました

いつ、何時ごろが見やすいのか

8月12日(月)の深夜から13日(火)の明け方
8月13日(火)の深夜から14日(水)の明け方

おススメは13日の未明 午前3時ごろが条件が良い様です
「夜更かしする」と言うより超早起きですね

【夏休み 自由研究のネタ】ペルセウス座流星群は7月中旬から8月下旬にかけてみる事が出来ます 毎晩同じ時間・方角で観察日記を付ければ立派な夏休みの自由研究になると思いますよ 一緒に月や星座も観察すると良いですね

流れ星を見つけやすい場所と方角

方角は北から東の空

国立天文台の画像を元に作成

ペルセウス座流星群の名前は関東(東京)では北北東の空に現れる「ペルセウス座」という星座の名前から付けられています

名前由来の星座「ペルセウス座」も探してみてはいかがですか?

POINT特に放射点を意識することは有りません
出来るだけ広い範囲を見渡すことが大切です

見つけやすい場所は街灯などの人工の灯りが少なく空が広く開けた場所です

※ 見る方角には注意点があります 下方で説明してますのでご覧ください

見る時にあると便利な物

※1 服装

夏とは言え深夜から早朝にかけては夜風や夜露で気温が下がります じっとしているだけなので、意外に冷えるんですよ
長袖シャツ、あるいは1枚羽織るものがあると良いですね

※2 姿勢

見る姿勢は寝転んで見ると良いですよ
何故かと言うと、空をずっと見上げていると首や肩がすぐ痛くなります

寝転んで夜空を見上げるには、シートやサマーベット、キャンプなどで使うリクライニングシートなどがあると良いですね
ただし地面に直にシートを引く時はご注意!よからぬ虫達に刺されやすくなります

という事で虫よけスプレーも必要ですね

何にしても、出来るだけ楽な姿勢で見る様にしましょう

【夏休み 自由研究のネタ】夏休みに自由研究として観察するなら、時間や方向、明るさや数などを記録するノートや筆記用具、時計が必要です

時計代わりに“スマホ” ☜ これダメ

流れ星を見たいなら注意して

流れ星を待っている間にスマホや携帯を見ているとまず、流れ星を見る事は出来ないと思いますよ
ここからはいくつかの注意点を話します

「時計代わりに“スマホ” ☜ これダメ」の意味

せっかく街頭や人工の灯りが少ない絶好の場所にいてもスマホや携帯などを見ていると目が暗さに慣れる事が出来ません

暗さに目が慣れるには個人差はあっても約15分くらいかかると言われています

2019年8月15日は満月

人工の灯りが少ない場所でも今年は8月15日が満月の為、8月12日から13日の明け方も明るい月が昇っています

月あかりで流れ星を見る事が難しくなりますので、出来るだけ月あかりが視線に入らない方向を見ましょう

ペルセウス座流星群を・・・まとめ

1年の中で最も流れ星を楽しみやすい「ペルセウス座流星群」は間もなくです

最後に流れ星を見る為の最も大切なポイントをお伝えします

「諦めない!」

後は当日の天候が良い事を祈りましょう

子供と一緒に見たりカップルでも、ぼっちでも・・・皆さんが楽しまれる事を「流れ星にお願いしておきます ( ´艸`)