室内(屋内)でも育てられる徒長しずらい多肉植物 ハオルチアの種類・特徴、育て方について

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多肉植物を室内(屋内)で育てるとヒョロヒョロと間延びしてしまいますね。それを “徒長” と言うようですが、一度そうなったら元には戻りません

原因は日照不足のようです

多くの多肉植物は直射日光が当たり風通しの良い場所を好みます
なので、「室内で育てるのは無理なのか?」と諦めかけていた時に出会ったのが ハオルチア(ハオルシア) です

おかげさまで無事に育っています

この記事では、ハオルチアの種類・特徴、育て方について一緒に理解を深められたらと思います

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ハオルチアについて

ハオルチアは多肉植物では珍しく日陰に強い種類です。それでも適度な日光は必要なので室内で育てる時は窓際が良いですね

ちなみに「ハオルチア」とは属名です
姿、形、色合いも違う沢山の種類があり、とても同じ種類とは思えないものもあります

原産地はアフリカで、成長しても10~15cmほどの大きさなので室内で育てられるには丁度良い大きさです

ハオルチアの種類・特徴

ハオルチアは、葉がツンツン尖った「硬葉系」と葉が柔らかく透明な部分がある「軟葉系」に分けられます

上の画像で言うと左が硬葉系、真ん中と右が軟葉系です

硬葉系は、葉に白っぽい斑があり、軟葉系は葉先に透明な「窓」と呼ばれる部分があるのが特徴です。「窓」に光が当たるとキラキラと輝きとても綺麗です

入手しやすく代用的なのは、硬葉系なら「十二の巻」、軟葉系なら「オブツーサ・レツーサ」ですね

ハオルチアの育て方

1年間、徒長も枯らしもせず室内で育てた方法や注意した点をご紹介します

栽培環境・置き場所・水やり

栽培環境

ハオルチアは春と秋に成長する春秋型ですが、栽培適温は15~20℃です。エアコンの効いた室内なら心配いりませんが、屋外で育てる場合は気温に注意しましょう

風通しの良い場所を好みますので出来るだけ窓を開けたりすると良いですね。また、エアコンの風が直接当たるのは避けましょう

置き場所

室内での置き場所は窓際に置いていましたが、窓際は意外と温度変化が多い場所なので夏と冬は少し離した場所へ移動させました

屋外なら、春と秋は日なた、夏は明るい日陰、冬は室内(屋内)に取り込みましょう

冒頭申し上げた様に日陰を好むと言っても適度な日光は必要です。一人暮らしで日中は部屋が真っ暗と言う方は季節に応じた屋外に出してあげましょう

日光が足りないと軟葉系の場合、特徴とも言える「窓」がくすんだりします

水やり

水やりはとても気を使いました

春と秋は土が完全に乾いたら底穴から流れ出るほどたっぷりと与え、夏と冬は断水か土の表面が湿る程度にします

屋外では季節より栽培適温(15~20℃)を意識した方が良いかもしれません

室内では1年中成長させる事が出来るので土が完全に乾いたらたっぷりとが基本ですが問題は「土が完全に乾いたら・・・」です

水の与え過ぎは根腐れの原因です

鉢の大きさや用土の種類にもよりますが表面は乾いていても中は湿っていることが多いんです。これで何度も失敗しています

去年は結局、成長期でも2週間に1回程度の水やりをしていました

肥料について

そもそも多肉植物は痩せた土地でも育つ植物なので肥料はあまり必要ないと思っています。こちらも用土の種類によって違いがあると思いますが、すでに肥料が含まれている用土なら成長期に極々薄めた液体肥料を与える程度で良と思います

私が使っている、【PROTOLEAF(プロトリーフ)室内向け 観葉・多肉の土】は速効性化成肥料、緩効性化成肥料がすでに入っているので、水やり2回に1回ほど液体肥料を与えていました

室内で育つハオルチア 最後に

多肉植物を室内に飾りたい!

その一心でいくつもの多肉植物を徒長させてしまいましたが、ハオルチアは無事育っています

硬葉系と軟葉系で様々な種類がありますので室内で多肉植物を育てたい方は選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか



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