バッテリートラブルと言えば「エンジンがかからない!」でしょう。よく言う「バッテリー上がり」です。原因は2つあります
1 ライトの点けっぱなしなどあなたのミス!
2 バッテリーの劣化 メンテナンス不足
1 に関してはご自分で注意してください!問題は2です
バッテリーの劣化やメンテナンス不足で起こるトラブルを避ける為にバッテリー点検が欠かせません
とは言え、何をチェックすれば良いのか?
今回は自分で出来るバッテリー点検 3つのチェックポイントと面他ナンスについてご紹介します
ハイブリッド車のバッテリ―点検
ハイブリッド車には走行用の200Vハイブリッドバッテリー(駆動用)と12Vのバッテリー(補機用)がついています
補機用 …… ハイブリットシステムの起動、ライト類やPWなどの作動
点検できるのは補機用バッテリーの方ですが、トヨタのプリウス、アクアなどはトランクルームや後部シートの下にあるので点検はしいかも難しいかもしれません
ハイブリッド車は「補機用バッテリーがボンネットの中」とは限らないので、まずはどこにあるか調べておきましょう
バッテリー点検
まず一番重要なことは、バッテリーの使用期間または走行距離を分かるようにしておく事です
これらはバッテリーの保証条件になるので必ず使用開始日や使用開始時の走行距離をメモしておきましょう
バッテリーの寿命は使用状況によって変わりますがおおよそ3年から5年です。使用開始日が分かっていると交換時期の目安になります
それでは、自分で点検する時のチェックポイント3項目をご紹介します
お伝えした様にバッテリー点検は “目視” が中心なので誰でも簡単にできます
バッテリー外観の点検
1 バッテリーの本体にヒビやふくらみが発生していないか
2 ターミナルの周りに白い粉の様な物(腐食物)が付着していないか
ターミナル周りに白き粉が付着しているのを「サルフェーション」といいます。正体は硫酸が結晶化したもの!素手では触らないようにしましょう
この現象が起きているのはバッテリーが弱っている証拠です
同じように「青い粉」が付いていいるのは、バッテリーにつながった線(ケーブル)が腐食した緑青(ろくしょう)です
メンテナンス
本体にヒビやふくらみ(変形)がある時は交換をおすすめします
サルフェーションはプロに(電圧・比重)をチェックしてもらいましょう
サルフェーションを防ぐアイテムがあります
バッテリー液量の点検
バッテリー液量が正常か点検します
バッテリー液量は本体のUPPER LEVEL(最高液面線)とLOWER LEVEL(最低液面線)で確認します ふたつのラインの間に液量が入っているか確認しましょう
メンテナンスフリーバッテリーは点検が出来ません
しかし全く点検が不要なわけではありません 点検用のインジケータがついている場合がありますので定期的に確認しましょう
メンテナンス
《LOWER LEVEL》より下になると極板が出てしまうので補充液で補水します
サルフェーション防止や性能UPには強化液がおすすめです
端子とターミナル(取付け金具)の緩み
唯一目視では出来ないバッテリー点検ですが、方法は簡単です
バッテリー本体とターミナル(取付け金具)に緩みが無いか確認してください
⊕ / ⊖端子を片方ずつキャップを開ける様に左右にひねって動かなければ合格です。同時にバッテリー自体が固定されている事も確認してください
バッテリーターミナルが緩んでいると正常に電気が流れず、発電機(オルタネーター)からの充電もできなくなり、充電不足や故障・不具合の原因にもなります
メンテナンス
ターミナルの締め付けネジ(10㎜)を締め付け直します
+端子がゆるんでいる時は
ガソリンスタンドでも対応してくれると思いますので、工具がない場合は早急に修理してください
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クルマのバッテリー点検 まとめ
目視やチョット触るだけの点検で最悪なバッテリートラブルを防げぐ事が出来るので、1ヵ月に1度くらい自分で点検しましょう